古きに良さがある

骨董初心者が学んだ事を掲載するブログ

アンティークについて

こんにちわmasatakeです。

本日はアンティークについて書きたいと思います。

皆さんは「アンティーク」と認められている定義は何年前かご存知ですか?

私は恥ずかしながら少し前まで古いと認められれば「アンティーク」と思っていました(恥)

 

実際は1930年代のアメリカ合衆国の通商関税法に「製造された時点から100年を経過手芸品・工芸品・美術品」という規定があり、その文言に従っているそうです。

解釈としては100年経過していない物は「アンティーク風」や「ヴィンテージ」「シャビー」とされるという事ですね。

なぜそうなったかというと、当時は西欧からアメリカに大々的に物資が流れてきた時代でもあります。その頃に西欧から「アンティーク」として古いものが大量に入ってきて、その真贋の鑑定の為にも規定が設けられたそうです。

有名どころだとガラス、食器ではガレ・マイセン・バカラ。 人形ではフランスのビスクドールがあります。

 

ガレ・・・エミール・ガレというフランスのガラス作家が1800年代末に創立し、

     第一次世界大戦をはさんで1930年代まで続いたガラス工房。

バカラ・・・1764年にフランスのロレーヌ地方にあるバカラ村で誕生した。当時フランス  

      では、戦争の影響により経済状況が悪化していた。その状況を打開するために

      ルイ15世によってガラス工場の設立を許可され、バカラ村にガラス工場が

      作られた。

マイセン・・・1700年代初頭にヨーロッパで初めての磁器(岩山を砕いて焼いて固めたもの)

       製造に成功したブランド。1700年代以降のヨーロッパの陶磁器製品は全て

       マイセンの影響を受けていると言われている。

ビスクドール・・・ビスクドールは顔が陶器で体が木製のものであり、主にフランス製と

         ドイツ製に分かれている。特にフランス製は「人形師」と呼ばれる人が

         1つひとつ手づくりしていたため数が少ない。

 

当然どれも現代に残っている品は少なくなっておりあっても相当な値がついています。

もし「アンティーク」が見つかったらそれはかなりの掘り出し物になると思うので

ぜひ大切にしてほしいと思います。

学べば学ぶほど奥が深く今のある物は先人がいたお陰だと感じますね。

また学んだ事はどんどんアップしていきます。